初期の軽自動車の傑作車 / 住江製作所 フライング・フェザー, 1955年式(昭和30年) 

町工場で手作りしたような軽自動車が多数出現した中で、本格的な技術に裏打ちされた集団が、限られた資材の下で造り上げたのがこの車。乗り心地を重視し、大型車や高級車にも用いられていなかった四輪独立懸架の採用や前輪ブレーキ無しなどの行き過ぎた簡易化などが特徴。あまりにも簡素すぎる装備やデザインなどは商品性に欠けた。