ヴィンテージ期の傑作ツアーラー / ランチャ ラムダ トルペード, 1930年式(昭和5年)

初期のランチアはギリシャ語のアルファベットを車名にしており、「ラムダ」は「アルファ」から数えて10番目にあたる。1923年から31年までに変化しながら約13千台が造られた。V42570ccと大排気量ではなかったが、時代を先取りするモノコック構造で、軽快な操縦性はスポーツカーにも引けを取らなかった。