戦後、日産がお手本にした車です / 日産 オースチン A40 サマーセット サルーン, 1953年式(昭和28年)

日産自動車は、将来の自動車製造を見据えて1953年からノックダウン方式によるオースチン車の生産を始めた。ベースとなる英国本国のオースチンがA50にモデルチェンジし、日産でも195412月から新型に移行したため、A40の生産期間は1年半と短く、部品の完全国産化は成し得なかった。