一度見たら忘れない1つ目小僧です / フジ キャビン, 1957年式(昭和32年)

1956年から1957年にかけてわずか85台しか造られなかったが、一度見たら忘れられない奇異な形から、意外と知名度は高い。日本初となる強化プラスティック(ポリエステル)製のモノコックタイプで、ユーモラスな流線形とボンネット先端の単眼ヘッドライトが特徴。定員は2名だが、発売当初は助手席側にしかドアがなく、利便性が悪かったため、生産途中から運転席側にもドアが設けられた。