1935年に日産自動車の横浜工場が完成し、本格的に大量生産方式で造られたのが「ダットサン14型」シリーズ。ボディバリエーションはセダン、フェートン、ロードスター、バン、トラックが設定されたが、シャシは細部を除いて全車共通。翌年から年を追って15型、16型と発展していき、1938年には戦前最後となる17型が発売された。緊迫した世情から、この年代に造られる自動車に倣って過度な装備や装飾はされず、内外装は質素な仕様。
1935年に日産自動車の横浜工場が完成し、本格的に大量生産方式で造られたのが「ダットサン14型」シリーズ。ボディバリエーションはセダン、フェートン、ロードスター、バン、トラックが設定されたが、シャシは細部を除いて全車共通。翌年から年を追って15型、16型と発展していき、1938年には戦前最後となる17型が発売された。緊迫した世情から、この年代に造られる自動車に倣って過度な装備や装飾はされず、内外装は質素な仕様。