TakagawaHideaki
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姿は似ているが中身は全く別物 / トヨタ クラウン・エイト, 1964年式(昭和39年)
”トヨタ・センチュリー”の先行モデルとして開発され、1964年から発売されたクラウン・エイトは、2代目クラウンの全長、全幅を伸ばしたボディに国産初のV型8気筒エ…
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王女+記者+ハツカネズミ=休日 / フィアット 500B(トッポリーノ), 1948年式(昭和23年)
映画「ローマの休日」(1953年)で、グレゴリー・ベックとオードリー・ヘップバーンを乗せてローマ市内を、機敏に走り回る車が初代フィアット500。小柄なボディに加…
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サーキットに映えるダックテール / 三菱 ギャランGTO MR, 1971年式(昭和46年)
コルトギャラン・2ドアハードトップをベースに、スポーティーカーの新たなジャンルを狙ってデザインされたのがギャランGTO MR。アヒルの尻尾を表すダックテールと呼…
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車名にDBの頭文字がないアストン / アストンマーチン V8, 1987年式(昭和62年)
英国の実業家デビッド・ブラウンの傘下で、スポーツカーメーカーへと発展したアストンマーチン社だが幾度となく経営難に陥る。このV8発売前に、デビッド・ブラウンがアス…
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もとはラジエータのキャップ飾り / ロールスロイス シルバー シャドウ, 1969年式(昭和44年)
このロールスロイス・シルバーシャドウのラジエータの上部には、スピリット・オブ・エクスタシー(通称;フライングレディ)というマスコットが取り付けられている。歴代ロ…
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非売品?自社の重役専用車? / 三菱 プラウディア C仕様, 2000年式(平成12年)
約1年間の生産で、たった約1200台が販売されただけの、三菱グループの重役専用車と揶揄された車。全長5メートルを超える大きなボディにV6やV8の大排気量エンジン…
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BMWの礎を築いたノイエ・クラッセ / BMW 1800, 1967年式(昭和42年)
BMW1800は、1961年からBMWの新コンセプトによる設計でノイエ・クラッセ(ニュークラス)として発売された4ドアセダンの発展版。このシリーズは高性能なスポ…
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ミニミニステーションワゴン / モーリス ミニ トラベラー MkI, 1964年式(昭和39年)
BMCミニのボディバリエーションの一つ。ホイールベースを伸ばして後部をステーションワゴンにしたもの。BMCの中のブランド名で名称が異なり、オースチンはミニ・カン…
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短命に終わった伯爵夫人たち / 日野 コンテッサ クーペ 1300, 1965年式(昭和40年)
1964年発表のセダンに続き、翌年に発表されたクーペ1300はエンジン出力を若干アップ。セダンよりも低く流れるようなスタイルは、セダンに続き、コンクール・デレガ…
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トントントントン日野の伯爵夫人 / 日野 コンテッサ 1300S, 1965年式(昭和40年)
乗用車を生産していた日野自動車がジョバンニ・ミケロッティ(伊)にデザインを依頼した4ドアセダン。リヤエンジン搭載車の特徴である後部が長くなる欠点をデザインに旨く…
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いろいろな名前を合算しました / フォルクスワーゲン カルマン・ギア, 1962年式(昭和37年)
カルマン社(独)が企画して、量産車であるワーゲンのシャシにカロッツェリア、ギア(伊)のデザインによるスタイリッシュな車体を載せたのがフォルクスワーゲン カルマン…
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モーターに近いガソリンエンジン / マツダ コスモスポーツ, 1970年式(昭和45年)
1967年に発売された、未来的なボディを持つこのマツダ コスモスポーツは、通常のエンジンのように往復運動がなく、回転運動のみで作動するロータリーエンジンが最大の…