企画
-
日産が独自で開発した「バン」です / 日産 オースチン A50 バン, 1960年式(昭和35年)
日産は、部品の完全国産化が達成できた「オースチンA50ケンブリッジ サルーン」に、英本国には存在しない「A50ケンブリッジ」のバン仕様の製造を独自に始め、195…
-
部品も純国産の日本製オースチン / 日産 オースチン A50 ケンブリッジ サルーン DX, 1958年式(昭和33年)
「オースチンA40」のノックダウンに引き続き、1955年から「オースチンA50ケンブリッジ サルーン」の組み立て・販売が始まった。徐々に、部品の国産化が行われ、…
-
戦後、日産がお手本にした車です / 日産 オースチン A40 サマーセット サルーン, 1953年式(昭和28年)
日産自動車は、将来の自動車製造を見据えて1953年からノックダウン方式によるオースチン車の生産を始めた。ベースとなる英国本国のオースチンがA50にモデルチェンジ…
-
戦後いち早く登場したイギリスの大衆車 / オースチン A40 デヴォン サルーン, 1950年式(昭和25年)
ドアの枚数により、4ドアは「デヴォン」、2ドアは「ドーセット」と別々の名称が付けられた。サルーンの他にステーションワゴン、パネルバン、ピックアップが設定された。…
-
Eタイプに変わる新しいグランツーリスモ / ジャガー XJ-S, 1977年式(昭和52年)
「XK120」から始まり、「C、D、Eタイプ」と続いたスポーツカーの系譜は、「Eタイプ」の製造中止をもって終了した。後継車の「XJ-S」は、高性能ではあっても純…
-
一皮むけたスポーツ サルーン / ジャガー マーク2 2.4リッター, 1962年式(昭和37年)
「Mk2」への変身は一言でいえば、あか抜けたという印象だ。一番目立つのは窓回りで、「Mk1」のぼってりしたプレスドアは、クロームメッキされた細いサッシで、すっか…
-
一気にモダン化した大型サルーン / ジャガー マークⅩ 3.8, 1963年式(昭和38年)
シリーズの最後を飾る「マークⅩ」は、それまで続いたクラシック テイストを捨て、独立したフェンダーのない現代風のボディとなり、特徴的な丸くくびれた屋根は姿を消した…
-
変化しないのはイギリスの伝統? / ジャガー マークⅨ, 1959年式(昭和34年)
1950年の「マークⅦ」から「マークⅧ」を経て、「マークⅨ」まで10年経過しているが、外観はほとんど変わっていない。変化を好まないのは、古いものを大切にし、伝統…
-
ジェントルマン用の高級サルーン / ジャガー マークⅦ, 1953年式(昭和28年)
「マークⅤ」の次はなぜか「Ⅵ」を飛ばして「マークⅦ」となった。これ以降続く大型サルーンにはそれまであった「ドロップヘッド クーペ」はなくなり、セダンだけとなった…
-
戦前型を戦後型に見せる折衷型です / ジャガー マークⅤ 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ, 1951年式(昭和26年)
ボディは前モデルと変わらず、ヘッドライトのみが小型の砲弾型となり、半分フェンダーに埋め込まれた。この手法は1940年代後半から1950年代にかけて、多くのイギリ…
-
これより大きい「目玉」はありません / ジャガー 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ(Mk Ⅳ), 1948年式(昭和23年)
戦前のスタイルのまま造られたこの車には、ルーカス製「P100」という歴代最大のヘッドライトが付いている。この後に販売されたモデルが「マークⅤ」なので、便宜上「マ…
-
見た目よりお転婆です / シムカ 1000 ラリー 1, 1973年式(昭和48年)
リアエンジン搭載車の「シムカ1000」シリーズのホットバージョンとして、前輪にディスクブレーキを装備し、室内ではフロントバケットシートや4連丸型メーターを装備し…