お知らせ
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一気にモダン化した大型サルーン / ジャガー マークⅩ 3.8, 1963年式(昭和38年)
シリーズの最後を飾る「マークⅩ」は、それまで続いたクラシック テイストを捨て、独立したフェンダーのない現代風のボディとなり、特徴的な丸くくびれた屋根は姿を消した…
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変化しないのはイギリスの伝統? / ジャガー マークⅨ, 1959年式(昭和34年)
1950年の「マークⅦ」から「マークⅧ」を経て、「マークⅨ」まで10年経過しているが、外観はほとんど変わっていない。変化を好まないのは、古いものを大切にし、伝統…
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ジェントルマン用の高級サルーン / ジャガー マークⅦ, 1953年式(昭和28年)
「マークⅤ」の次はなぜか「Ⅵ」を飛ばして「マークⅦ」となった。これ以降続く大型サルーンにはそれまであった「ドロップヘッド クーペ」はなくなり、セダンだけとなった…
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戦前型を戦後型に見せる折衷型です / ジャガー マークⅤ 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ, 1951年式(昭和26年)
ボディは前モデルと変わらず、ヘッドライトのみが小型の砲弾型となり、半分フェンダーに埋め込まれた。この手法は1940年代後半から1950年代にかけて、多くのイギリ…
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これより大きい「目玉」はありません / ジャガー 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ(Mk Ⅳ), 1948年式(昭和23年)
戦前のスタイルのまま造られたこの車には、ルーカス製「P100」という歴代最大のヘッドライトが付いている。この後に販売されたモデルが「マークⅤ」なので、便宜上「マ…
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見た目よりお転婆です / シムカ 1000 ラリー 1, 1973年式(昭和48年)
リアエンジン搭載車の「シムカ1000」シリーズのホットバージョンとして、前輪にディスクブレーキを装備し、室内ではフロントバケットシートや4連丸型メーターを装備し…
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第3世代「みにくいアヒルの子」 / シトロエン 2CV AZAM, 1964年式(昭和39年)
1948年の発表から40年間以上モデルチェンジなしで生産、販売された。スタイリングは、「コウモリ傘に4つの車輪を付けた形」という開発時のコンセプトから、幌タイプ…
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街にあふれたトラクション アヴァン / シトロエン 11 レジェ, 1954年式(昭和29年)
「11」にはホイールベースの違いで「レジェ」と「ノルマル」があった。特徴のモノコックボディは、両車とも4ドアセダンの ベルリーナのみで、戦後も戦前のスタイルのま…
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シトロエンは前輪駆動の先駆者だ / シトロエン 11 トラクシオン アヴァン レジェ カブリオレ, 1938年式(昭和13年)
フレームとボディを一体化したモノコック構造の車体前部に、トランスミッション、デファレンシャルギアおよびエンジンを一つのユニットとして搭載し、前輪を駆動した。前輪…
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ルノーはフランスの代表的な実用車 / ルノー 16, 1967年式(昭和42年)
エンジンを車体前部に、進行方向とは逆にミッション側を前方にして搭載し、前輪を駆動する斬新な設計がされており、ボディ各部も凝ったデザインが施されて古さを感じさせな…
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ハッチバックの元祖となった車だ / ルノー 4TL, 1979年式(昭和54年)
1978年以降、日本に正規輸入されて数多く販売されている。最大の特徴はダッシュボードから突き出たシフトレバー(L型鉄棒)を、前後方向へ押したり、引いたり、左右に…
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ルノーの大衆向け小型経済車です / ルノー モナクワトロ(8CV) ベルリーナ, 1933年式(昭和8年)
中型車と共通のボディに小排気量のエンジンを搭載したフランス車独特の特徴を持つ。1933年当時、ルノー車の中では最も排気量の小さいエンジンを搭載していた。「モナク…