お知らせ
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絹のような滑らかさへの拘り / BMW 3.0 CSi, 1973年式(昭和48年)
3.0CSiの特徴はガラス面積を大きくとった2ドアクーペの美しいスタイリングと、大排気量エンジンなのに軽快に高回転までよどみなく絹のような滑らかさで回転する6気…
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いくらバブル期でも膨らみ不要 / オーテック ザガート ステルビオ, 1989年式(平成元年)
オーテック ザガート ステルビオは、オーテックジャパンとイタリアのカロッツェリア、ザガートが日産レパードをベースに共同開発した2ドアクーペ。200台の予定で、イ…
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低血圧?寝起きはすぐに動けない / シトロエン GS 1220 Club, 1974年式(昭和49年)
この車にとって、「朝一番、飛び乗ってコンビニへ」などとんでもない話である。まずエンジン始動のためには、儀式のような一連の操作が必要で、始動後は各部に血が巡るまで…
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王妃の娘を守った新車からの愛車 / ローバー 3500 V8, 1970年式(昭和45年)
1982年、モナコ王妃は、10年間乗り続けている愛車を自ら運転して南仏の別荘からモナコに戻る途中、急カーブを直進し、崖から数10メートル転落した。愛車は大破、同…
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4サイクルと2サイクルの戦い / スズキ フロンテ 360 スーパーDX, 1970年式(昭和45年)
コークボトルラインと呼ばれる曲線のボディに3気筒2サイクルエンジンをリヤ(後部)に搭載したのが、この2代目フロンテ360。ライバルのホンダN360を意識した高出…
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外した屋根はどうするの? / メルセデスベンツ SL500, 1998年式(平成10年)
300SLから4代目となるこのSL500は、電動ソフトトップ(布などの素材の折りたたみ屋根)で容易に風雨を避けられるようになった。着脱可能なハードトップ(硬い素…
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ゴルフ場の電動カートのような珍車 / ホンダ バモスホンダ, 1971年式(昭和46年)
ちょっと変わった構造の軽トラック(TN360)の屋根やドアをすべて取っ払って、そこにベンチシートを取り付けただけの、ゴルフ場の電動カートのようなオープンカーがこ…
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親父はワーゲン、息子はポルシェ / ポルシェ356B, 1963年式(昭和38年)
フォルクワーゲンはフェルディナンド・ポルシェにより設計・開発され、ポルシェ356は息子のフェリーによって開発された。父は大衆的な車造りに尽力、その傍らで息子は親…
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当時は軽1番の背高ノッポ / ホンダ ライフ ステップバン, 1974年式(昭和49年)
ライフの車体に、ボンネットの付いた車高が高いトールボーイ型の1.5ボックスボディをかぶせたのがこのライ フステップバン。現在でこそ、背の高い軽乗用車が主流だが、…
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模作?でも本物より売れました / メルセデスベンツ 190SL, 1955年式(昭和30年)
300SL ロードスターと共通するシルエットの190SL。でも、中身は別物で、シャシは当時の小型セダンをベースに造られ、エンジンもセダンの1.9リットルの4気筒…
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水中メガネで海水浴へ!! / ホンダ Z, 1972年式(昭和47年)
ホンダ Zは、NⅢをベースに大人4人が乗れるクーペスタイルのスペシャルティカーとして開発された。ルーフを後方まで伸ばして後部を斜めにカットし、ここに太い樹脂製枠…
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サーキットの狼に育てられる / ロータス ヨーロッパ ツインカム, 1972年式(昭和47年)
1975年頃から週刊少年ジャンプに連載された漫画「サーキットの狼(おおかみ)」で主人公の愛車として登場するのがロータス ヨーロッパである。ライバル車としてポルシ…