アメリカ
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米国で生産された最後のリーガル / ビュイック リーガル 4ドアセダン, 1989年式(平成元年)
ビュイックは米ゼネラル・モーターズ(GM)の数ある乗用車ブランドのうちの一つ。 上級車と大衆車の間の中級車ブランドと位置づけられ、戦前にも日本に輸入、販売されて…
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東京でも配送業務に使われた燃料電池車 / GM ハイドロジェン3, 2001年式(平成13年)
1960年代から燃料電池車の研究をスタートさせたゼネラル・モータース(GM)は、2001年にオペルのザフィーラをベースにハイドロジェン3を開発した。 水素と酸素…
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古巣オールズモビルを打ち負かした車 / レオ スピード・ワゴン, 1927年式(昭和2年)
レオは1905年、生産を始めた古い歴史を持つ自動車会社だが、乗用車は36年以降、造っていないので、今では知名度があまりない。創業者のE・オールズは1897年、オ…
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愛好家の手で改造されたフォードT型 / フォード (T型)ランナバウト(改), 1926年式(昭和1年)
1930年ごろに生まれたアメリカの自動車文化のひとつに、古い車をベースにしたカスタムカー造りがある。とくに、大衆車として数多く生産された車両をベースに、自分好み…
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キャデラックの風格を持つ最後の車 / キャデラック エルドラド コンバーチブル, 1976年式(昭和51年)
「エルドラド」はキャデラックの2ドアのスペシャルモデルにつけられた名前。第二次オイルショック以降、ボディサイズが小型化され、存在感が希薄になってしまったが、この…
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米国製コンパクトカーの上級モデル / フォード マキュリー コメット 4ドアセダン, 1971年式(昭和46年)
フォード グループの大型車を担当するマーキュリー部門で中型車として位置づけされ、1969年まで販売されていた「マーキュリー コメット」が、1971年からコンパク…
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実用一点張りからデザイン重視に転換 / フォード モデルA ロードスター, 1930年式(昭和5年)
コスト削減のため黒一色だった世界初の量産車「フォードT型」は、デザイン重視のライバル車シボレーに追い抜かれた。実用一点張りのヘンリー フォードを説得して「A型」…
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アメリカをクルマ社会にした功労者 / フォード(T型)ツーリングカー, 1923年式(大正12年)
世界で最初にベルトコンベアによる大量生産方式を採用して低価格を実現し、アメリカ国内におけるシェアを55%以上記録したのが「T型フォード」。輸出も盛んに行われて1…
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元大蔵省印刷局の消防車 / クライスラー ダッジ LC型 消防車, 1936年式(昭和11年)
1928年にクライスラーの一部門となったダッジ ブラザーズは、1936年、流線形を強調した美しい曲線スタイルを持つ新型トラックを発表した。同時に、小型ピックアッ…
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シボレーも日本で組み立てていた / 日本GM シボレー トラック 158-1/2, 1932年式(昭和7年)
シボレーもフォードに続き1927年、大阪に「日本ゼネラルモータース」を設立。乗用車とトラックの組み立てを始めた。重量級トラックの中でも158.5インチのホイール…
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「ジープ」から変身した戦後の姿だ / ウィリス ステーションワゴン 4WD, 1951年式(昭和26年)
1946年、ウィリスから発売されたアメリカ初のスチール製ボディのステーションワゴン。 「ウィリス ジープ」をベースに開発したスチール製のボディは、当時の木製ボデ…
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数ある「ジープ」の原点はこれだ / ウィリス ジープ MB, 1944年式(昭和19年)
第2次世界大戦で大活躍した「ジープ」は、1940年にアメリカ陸軍の要請により開発が始まった。3社の自動車会社が試作した中から選ばれたのがウィリス オーバーランド…