イギリス
-
イタリアンデザインのオースチン / オースチン 3リッター, 1969年式(昭和44年)
オースチンブランドの旗艦として1967年に発表されたが、発売は翌年の夏頃だった。スタイルは戦後のピニンファリーナ(伊)の直線的なデザインだったが、合理化のため前…
-
こちら本物の英国製で最小モデルです / オースチン A35 サルーン 2ドア, 1957年式(昭和32年)
「オースチンA30」の発展モデルとして、1956年に発表された。デザインは「A30」と殆ど同じで、“サルーン”と呼ばれた2ドア&4ドアセダン、セダンの車体後部を…
-
戦後いち早く登場したイギリスの大衆車 / オースチン A40 デヴォン サルーン, 1950年式(昭和25年)
ドアの枚数により、4ドアは「デヴォン」、2ドアは「ドーセット」と別々の名称が付けられた。サルーンの他にステーションワゴン、パネルバン、ピックアップが設定された。…
-
Eタイプに変わる新しいグランツーリスモ / ジャガー XJ-S, 1977年式(昭和52年)
「XK120」から始まり、「C、D、Eタイプ」と続いたスポーツカーの系譜は、「Eタイプ」の製造中止をもって終了した。後継車の「XJ-S」は、高性能ではあっても純…
-
一皮むけたスポーツ サルーン / ジャガー マーク2 2.4リッター, 1962年式(昭和37年)
「Mk2」への変身は一言でいえば、あか抜けたという印象だ。一番目立つのは窓回りで、「Mk1」のぼってりしたプレスドアは、クロームメッキされた細いサッシで、すっか…
-
一気にモダン化した大型サルーン / ジャガー マークⅩ 3.8, 1963年式(昭和38年)
シリーズの最後を飾る「マークⅩ」は、それまで続いたクラシック テイストを捨て、独立したフェンダーのない現代風のボディとなり、特徴的な丸くくびれた屋根は姿を消した…
-
変化しないのはイギリスの伝統? / ジャガー マークⅨ, 1959年式(昭和34年)
1950年の「マークⅦ」から「マークⅧ」を経て、「マークⅨ」まで10年経過しているが、外観はほとんど変わっていない。変化を好まないのは、古いものを大切にし、伝統…
-
ジェントルマン用の高級サルーン / ジャガー マークⅦ, 1953年式(昭和28年)
「マークⅤ」の次はなぜか「Ⅵ」を飛ばして「マークⅦ」となった。これ以降続く大型サルーンにはそれまであった「ドロップヘッド クーペ」はなくなり、セダンだけとなった…
-
戦前型を戦後型に見せる折衷型です / ジャガー マークⅤ 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ, 1951年式(昭和26年)
ボディは前モデルと変わらず、ヘッドライトのみが小型の砲弾型となり、半分フェンダーに埋め込まれた。この手法は1940年代後半から1950年代にかけて、多くのイギリ…
-
これより大きい「目玉」はありません / ジャガー 3 1/2 リッター ドロップヘッド クーペ(Mk Ⅳ), 1948年式(昭和23年)
戦前のスタイルのまま造られたこの車には、ルーカス製「P100」という歴代最大のヘッドライトが付いている。この後に販売されたモデルが「マークⅤ」なので、便宜上「マ…
-
ジャガーを代表する高級サルーン / ジャガー XJ-6L, 1979年式(昭和54年)
ジャガーにはXKシリーズやEタイプに代表される純スポーツカーと、大型高級サルーンの大きな2つの流れがあった。サルーンは1945年のマークⅣからマークⅦや420G…
-
数あるオースチンのトップモデル / オースチン A135 プリンセス リムジン, 1956年型(昭和31年)
「オースチンA135プリンセス」のロングホイールベース版。前後席を仕切るガラス製のディビジョンが付けられたインテリアは、マテリアルからフィニッシュまで極めて入念…