イギリス
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伝統のロンドン タクシー / オースチン FX4(ロンドンタクシー), 1967年式(昭和42年)
ロンドンタクシーとして広く名前を浸透させた「オースチン FX3」のモデルチェンジ版。 比較的大きなボディを持つにも関わらず、ロンドン市街の狭い道やホテルの車寄せ…
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内装の上質さが売りの小型車 / ウーズレー 4/44, 1952年式(昭和27年)
イギリスにおける大手二大自動車グループの“ナッフィールド”と“オースチン”が合併し、BMC(ブリティッシュ モーター コーポレーション)になったことで、ナッフィ…
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兄貴分のベビー フォードです / フォード デラックス モデル C, 1936年式(昭和11年)
大衆車市場の基盤を固めた「Y型 フォード エイト」の上級車として発売された。イギリスにおける課税馬力制度の税制上の出力表示が8馬力の「フォード エイト」に対して…
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ベビー・フォードと呼ばれた大衆車 / フォード ポピュラー (モデル Y), 1936年式(昭和11年)
欧州初の海外拠点として設立された「イギリス フォード」で、初めてノックダウン方式ではなく、イギリス国内向けの小型車として生産された。「フォード モデル Y」シリ…
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いち早く前輪駆動を採用した車 / アルヴィス スピード20, 1935年式(昭和10年)
ロールスロイスやベントレーと並ぶイギリスの高級車メーカーの一つがアルヴィス。1930年代のイギリスにおけるコーチワーク(ボディ製造)のベストのひとつと言われる“…
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スペシャル バージョンの車です / ベントレー S3 コンチネンタル クーペ パーク ウオード, 1964年式(昭和39年)
1955年、遂にロールスロイスのシルバークラウドとベントレーのSタイプはグリル、マーク以外は全く同じになって、社内製スチールボディによる量産モデルになってしまう…
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中身はロールス・ロイスです / ベントレー 3.5リッター, 1935年式(昭和10年)
ベントレーが1931年ロールスロイスに吸収合併された後は一部の硬派愛好家からはその工場の所在地からダービー ベントレーと呼ばれたり、中身がロールスの20/25と…
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ベイビー・ロールスと呼ばれた車 / ロールスロイス 20/25HP, 1935年式(昭和10年)
戦前のロールスロイスのトップモデル、ファンタム シリーズには弟分が存在した。高性能なシャシに載せられるボディはロールス ロイスの伝統に従って伝説的で有名なコーチ…
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ザ・ベストカー・イン・ザ・ワールド / ロールスロイス シルバーレイス セダンカ ド ヴィル, 1947年式(昭和22年)
戦前、頂点にあった「ファンタムⅢ」の後継車は戦後登場せず、代わって一段小柄な「シルバーレイス」が戦後も間もない1947年から市場に投入された。当時の疲弊した市場…
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ドナルド・ヒーレー会長誕生後に登場、日本では非常に珍しかった車 / ジェンセン ヒーレー, 1973年式(昭和48年)
ボディーメーカーとして1934年にスタートしたジェンセン社だが、戦後は大排気量のエンジンを積んだ大型スポーツカーを造っていた。1966年に創立者のジェンセンが会…
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ヒルマンの兄弟分です / サンビーム アルパイン スポーツ ツアラー(Ⅳ), 1965年式(昭和40年)
サンビームは、ヒルマンやハンバーなどのルーツ グループを買収したクライスラーUKが造った中型スポーツカー。アメリカへの輸出が多かったせいか、日本ではなかなか見る…
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TRシリーズの弟分がこれだ / トライアンフ スピットファイヤー1500, 1974年式(昭和49年)
MGAとミゼット、オースチン ヒーレーとスプライトのように、トライアンフにはスピットファイアが弟分として存在した。小型、軽量で低価格のスポーツカーはイギリスの得…