バイク
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小径タイヤ仕様の最終モデルのラビット / 富士産業 ラビット S-25型, 1950年式(昭和25年)
ラビットは、スバルの前身会社である富士産業が1947年からS-1 型の生産を始めた。このS-25 型はその後期のモデル。前部からの吸気、後部からの排気に改良され…
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クルマに積めるコンパクトな原付ミニ / ホンダ モトコンポ, 1981年式(昭和56年)
「初代シティに積んで四輪と二輪を楽しむ」という発想で開発された。ハンドルやシートは折りたたみ式で、収納すると全長1185mm、全幅535mmしかない。ボディは樹…
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輸出モデルを国内に投入したアメリカン / ヤマハ XJ650 スペシャル, 1980年式(昭和55年)
このモデルのベースとなったロードタイプのヤマハXJ650は、4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載し、走行性能も高く、人気だった。スペシャルはこのXJ650に、…
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スズキの本格的大型ツーリングスポーツ / スズキ GS750G, 1979年式(昭和54年)
このモデルは1977年に登場したスズキGS750をルーツとし、68馬力の4サイクル4気筒DOHCエンジンを搭載する。大型のタンクとキャストホイールが標準装着され…
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ナナハンクラス首位を再奪還した高性車 / ホンダ CB750F, 1980年式(昭和55年)
1969年発売のCB750FOURで、ナナハンブームを巻き起こしたホンダだが、カワサキ750RS などのライバルが登場し、苦戦を強いられた。10年後の1979年…
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日本のハーレー・ダビットソン / 陸王(陸王モータース) RT-2, 1957年式(昭和32年)
戦前からはハーレーのライセンス生産をしていた。1935年、国産のイメージを高めるため名前を公募し、「陸王」が採用された。 慶応大学の応援歌「陸の王者」に因んだと…
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シャフト・ドライブのユニークな車 / ライラック(丸正自動車製造) R92, 1964年式(昭和39年)
ライラックの創立者伊藤正は、本田宗一郎のアート商会で経験を積んだ後、浜松で独立し戦後1948年から二輪車造りを開始した。 戦後に多数出現したメーカーの一つだが、…
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40年変わらなかったレトロバイク / スズキ(鈴木自動車工業) K125, 1967年式(昭和42年)
スズキのKシリーズは、1965年のスズキS10から始まった。2ストロークだったため排ガス規制で2006年に姿を消した。 この40年間フルモデルチェンジなしで造り…
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一世を風靡した「ナナハン」だ! / ホンダ(本田技研工業) CB750 フォア, 1970年式(昭和45年)
ホンダが本格的に大型化に取り組んだのは、650CCの外国勢に対抗するためで、1965年CB450を発表。 排気量は200CCも少なかったが、最高速度や加速性では…
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夢のオートバイ「ドリーム号」 / ホンダ(本田技研工業) ドリームC72, 1960年式(昭和35年)
ホンダの車名は排気量によってドリーム、ベンリイ、カブの3種があった。ドリームは150CC以上の大型用の名前だった。当時のホンダは247CCのこの車が最大だった。…
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「ダブワン」と呼ばれた憧れの車 / カワサキ(川崎重工業) 650 W1 SA, 1971年式(昭和46年)
緑のカワサキとして4大バイクメーカーの一翼を担うカワサキモータースは、一番後発でありながら、倒産したメグロから引き継いだノウハウを基に、大型バイクメーカーとして…
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名門「メグロ」ブランドの中型車 / メグロ(目黒製作所) ジュニアS3, 1956年式(昭和31年)
メグロは、戦前から大型2輪車を代表してきた。ジュニアは大型の半分の排気量248CCと、小型で使いやすい車として誕生。S3は1956年から59年まで造られ、シリー…