日本
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ミドルクラスの個性的な高性能車 / カワサキ Z650 FOUR, 1976年式(昭和51年)
大排気量バイクが主力のカワサキが新設計さした。 652cc・並列4気筒DOHC2バルブのエンジンを搭載したコンパクトなロードモデルだ。 最高出力の64馬力に対し…
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完成度が高く大量生産されたスクーター / 富士重工業 ラビットS-301A型, 1961年式(昭和36年)
S‐82型の次期期モデルとして企画されたS‐301型ラビットは、「性能、機能、外観共に向上した、軽量低価格に徹した実用車」を目指して開発された。 7.1馬力の2…
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ダイハツにとって初めての軽乗用車 / ダイハツ フェロー スーパーデラックス, 1967年式(昭和42年)
ダイハツは、スバルやスズキに比べると軽乗用車への参入が遅かった。 フェローは拡大する軽市場に向け、同社初の軽乗用車として1966年に開発・投入された。 プリズム…
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ポリエチレンをボディに採用して軽量化 / 富士重工業 ラビットS-102型, 1960年式(昭和35年)
ラビットS-102型は、主力となる50ccの市場に向けて開発された。 3.5馬力の2サイクルロータリーバルブエンジンに3速変速機を搭載。 軽量化のために、ボディ…
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ラビット初の90CCクラスの大径車輪車 / 富士重工業 ラビットS-201型, 1958年式(昭和33年)
原付二種の中間排気量車として開発された初のモデルで、15インチの大径タイヤをスポークホイールに装着して、悪路での走行安定性を高めた。 軽量化のため、前後輪には、…
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全長を短くしてスポーティーさを強調 / トヨタ チェイサー, 1997年式(平成9年)
チェイサーはマークⅡ、クレスタとの三兄弟だが、この6代目ではそれぞれの個性を明確に打ち出した。 チェイサーは全長を短くし、カタログではスポーティモデルのツアラー…
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21世紀のクラウンへすべての面で革新 / トヨタ クラウン 11代目, 2001年式(平成13年式)
クラウンは、初代から44年後の1999年、累計販売400万台を達成した。 21世紀にふさわしい高級車を目指し、走行性能から環境・安全、快適性能まで革新を図った1…
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モノコックボディで軽量化を果たす / トヨタ クラウン 10代目, 1996年式(平成8年)
初代から40年という節目の1995年に登場した10代目クラウンは、ボディ構造をそれまでのモデルから全面的に変え、100㌔以上の軽量化をした。 ABS(アンチロッ…
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ワイドボディを本格採用、4リットルモデルも / トヨタ クラウン 8代目, 1990年式(平成2年)
1989年に登場した8代目クラウンは、三㍑エンジン搭載のハードトップに、全幅を1745㎜に拡げた幅広ボディーを初採用した。 電子制御エアサスペンション、トラクシ…
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チェンジレスチェンジという地道な改良 / スバル 360, 1965年式(昭和40年)
スバル360は、1958年から約12年、ベースモデルは大幅なボディデザインの変更なく生産されたが、数多くの改良は施された。 65年式はデビュー時と比べて内装が…
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小径タイヤ仕様の最終モデルのラビット / 富士産業 ラビット S-25型, 1950年式(昭和25年)
ラビットは、スバルの前身会社である富士産業が1947年からS-1 型の生産を始めた。このS-25 型はその後期のモデル。前部からの吸気、後部からの排気に改良され…
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クルマに積めるコンパクトな原付ミニ / ホンダ モトコンポ, 1981年式(昭和56年)
「初代シティに積んで四輪と二輪を楽しむ」という発想で開発された。ハンドルやシートは折りたたみ式で、収納すると全長1185mm、全幅535mmしかない。ボディは樹…