日本
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新エンジンと丈夫なフレームの実用車 / トヨタ トヨペットスーパー RHK型, 1954年式(昭和29年)
「トヨペットスーパー」は、小型車の規格拡大を機に開発された新型OHVエンジンを搭載。タクシー業界からの要望により、耐久性を重視した旧式のフレームとリジットタイプ…
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走りを磨いたスペシャリティカー / トヨタ セリカ 1600GTV, 1975年式(昭和50年)
”未来の国からやってきた”の宣伝文句で、1970年に登場した初代セリカは、エンジン、変速機、外装、内装等を自由に選べる「フルチョイスシステム」が話題となった。こ…
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「007」にも登場したスポーツカー / トヨタ 2000GT(輸出仕様車), 1967年式(昭和42年)
1967年、トヨタが同社のイメージリーダーカーの役目を担って発売したのが高級2シータースポーツカーの「トヨタ2000GT」。ハッチバックタイプのリアゲートを持つ…
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「マイナス21秒ロマン」のCMで話題に / 日産 スカイライン GT-R, 1997年式(平成9年)
通常の「スカイライン」シリーズから遅れること1年半、1995年に発売されたのが4代目となる「スカイライン GT-R(R33)」。開発の基本コンセプトは先代モデル…
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初のブルーバード、日産車輸出の先駆け / ダットサン ブルーバード1200(輸出仕様車), 1961年式(昭和36年)
1959年に発売された「ダットサン310型」は、初めて「ブルーバード」の愛称が付けられ、モータリゼーションが飛躍的に進み始めた1960年代初頭の日本における代表…
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自動車化に踏み出したオート3輪車 / ダイハツ SDF8, 1956年式(昭和31年)
終戦後、500kg積みオート三輪の生産を再開したダイハツは、年々、大型化・高性能化を進めていった。1950年にはV型2気筒エンジンを搭載したSSH型、フロントカ…
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日産のエンジンを搭載したプリンス車 / 日産 グロリア スーパーデラックス, 1970年(昭和45年)
1967年、縦に並んだデュアルヘッドライトを特徴とする直線的な4ドアセダンが3代目「グロリア」として発売された。前年の日産とプリンスの合併により、日産車として発…
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軽快な走りのオープンスポーツカー / ホンダ ビート, 1991年式(平成3年)
軽自動車の量産車として初となるフルオープンモノコックボディに、ミッドシップで後輪駆動というドライブトレインを採用して、1991年に発売されたのが「ホンダ ビート…
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国産乗用車最大の車体とエンジン / 日産 プレジデント ソブリン, 1982年式(昭和57年)
1973年、モデルチェンジして2代目として発売された「プレジデント」は、プラットフォームから客室キャビンに至るまで、ほとんどの箇所が全モデルからの踏襲で、前後の…
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戦前最後のダットサン乗用車 / ダットサン セダン(17型), 1938年式(昭和13年)
1935年に日産自動車の横浜工場が完成し、本格的に大量生産方式で造られたのが「ダットサン14型」シリーズ。ボディバリエーションはセダン、フェートン、ロードスター…
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日本的な美を表現した最高級車 / トヨタ センチュリー D仕様, 1977年式(昭和52年)
1967年に登場の「センチュリー」は、トヨタ自動車の威信を賭け、国内専用最高級乗用車として設計、開発されて発売された。スタイリングは日本独自の雰囲気を持つオーソ…
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販売3年目で大改良されたてんとう虫 / スバル 360, 1960年式(昭和35年)
「スバル360」は、丸みを持った車体形状からフォルクスワーゲンの“カブト虫”に対比させて“テントウ虫”と呼ばれ親しまれた。1958年の販売開始から1970年の生…