オースチン
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小さくても本物の自動車のパイオニア / オースチン セブン ツアラー(チャミー), 1932年式(昭和7年)
1922年に発売され、当時のイギリスにおける課税馬力数値が「7h.p.」相当であることから名称になった「オースチン セブン」の販売は好調で、毎年の小改良とともに…
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日本では珍しい中型のオースチン / オースチン(ヘビー) 12 ファブリック サルーン, 1932年式(昭和7年)
1930年、オースチンから新型車として発表されたのが、6気筒エンジンを搭載した「オースチン16」シリーズと、ホイールベースやトレッドが共通でボディが一回り小さく…
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シプロスタイプ(ギリシャ神話の一つ目巨人)の珍しいオースチン / オースチン A90 アトランティック・スポーツ・サルーン, 1949-52年式(昭和24-27年)
第2次大戦後、対米輸出を念頭に造られた。英国では珍しい派手なクロームラインは、米国向けを精一杯狙った。 ラジエターの真ん中にスポットライトを持つ特異なスタイルは…
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イタリアンデザインのオースチン / オースチン 3リッター, 1969年式(昭和44年)
オースチンブランドの旗艦として1967年に発表されたが、発売は翌年の夏頃だった。スタイルは戦後のピニンファリーナ(伊)の直線的なデザインだったが、合理化のため前…
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こちら本物の英国製で最小モデルです / オースチン A35 サルーン 2ドア, 1957年式(昭和32年)
「オースチンA30」の発展モデルとして、1956年に発表された。デザインは「A30」と殆ど同じで、“サルーン”と呼ばれた2ドア&4ドアセダン、セダンの車体後部を…
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日産が独自で開発した「バン」です / 日産 オースチン A50 バン, 1960年式(昭和35年)
日産は、部品の完全国産化が達成できた「オースチンA50ケンブリッジ サルーン」に、英本国には存在しない「A50ケンブリッジ」のバン仕様の製造を独自に始め、195…
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部品も純国産の日本製オースチン / 日産 オースチン A50 ケンブリッジ サルーン DX, 1958年式(昭和33年)
「オースチンA40」のノックダウンに引き続き、1955年から「オースチンA50ケンブリッジ サルーン」の組み立て・販売が始まった。徐々に、部品の国産化が行われ、…
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戦後、日産がお手本にした車です / 日産 オースチン A40 サマーセット サルーン, 1953年式(昭和28年)
日産自動車は、将来の自動車製造を見据えて1953年からノックダウン方式によるオースチン車の生産を始めた。ベースとなる英国本国のオースチンがA50にモデルチェンジ…
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戦後いち早く登場したイギリスの大衆車 / オースチン A40 デヴォン サルーン, 1950年式(昭和25年)
ドアの枚数により、4ドアは「デヴォン」、2ドアは「ドーセット」と別々の名称が付けられた。サルーンの他にステーションワゴン、パネルバン、ピックアップが設定された。…
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数あるオースチンのトップモデル / オースチン A135 プリンセス リムジン, 1956年型(昭和31年)
「オースチンA135プリンセス」のロングホイールベース版。前後席を仕切るガラス製のディビジョンが付けられたインテリアは、マテリアルからフィニッシュまで極めて入念…
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根強い人気のロングセラー / オースチン セブン サルーン, 1937年式(昭和12年)
イギリス本国の生産車や日本を除く諸外国のノックダウン生産車は1932年のマイナーチェンジ時にホイールベースが延長されたシャシと拡大されたボディが組み合わされた。…
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最小限度の本物の自動車 / オースチン セブン ツアラー (チャミー), 1928年式(昭和3年)
オースチン社のハーバート オースチン自身が私財を投じて設計・開発を行い、1922年に発表した。開発に際しては、サイズこそ小さいが大型の実用車と同じ機構や装備を持…