バイク
-
S-301A型をパワーアップした改良型モデル / 富士重工業 ラビットS-301B型, 1964年式(昭和39年)
スクーターのラビットは昭和20年代から数多くのモデルがつくられたが、S-300型は30年代後半以降のモデル。 Bが付くのは改良型で、エンジンを細部にわたってチュ…
-
戦前日本でも人気だった英国製バイク / アリエル FH650 ハントマスター, 1954年式(昭和29年)
アリエルは、英国のバイクメーカー。日本でも人気で、戦前の国産車キャブトンはアリエルを範にしたとされる。 アリエルは1944年にBSA社の傘下に。ハントマスターは…
-
“赤トンボ”の血筋を引く豪華実用バイク / ヤマハ 125 A7, 1968年式(昭和43年)
赤トンボの愛称親しまれたヤマハの最初のバイク・YA1の血筋を継ぐモデル。 前身モデルYA6は、実用車ながら、ロード&モトクロス用のレースキットパーツがあったが、…
-
単気筒から二気筒へ、セル付きへと進化 / ホンダ ベンリイ C92, 1959年式(昭和34年)
自転車の後輪にエンジンを取り付けたカブF型で人気を呼んだホンダは 、エンジンと車体がはじめから一体となった軽オートバイとしてベンリイを1953年に発売した。 当…
-
ゴムローラーを採用した“バイクモーター” / サンライト SMR-22, 1954年式(昭和29年)
無試験許可証で乗れる自転車取付けエンジンが確立した1954年に誕生のバイク(バイシクル=自転車)モーター(エンジン)。 中島飛行機系の板垣が生産、販売は東京・秋…
-
ヤマハ初の4サイクル750モデル / ヤマハ TX750, 1976年式(昭和51年)
当時、人気だった750ccクラスに向け、ヤマハが初めて投入したモデル。 エンジンは空冷2気筒・OHC・743ccで、最高出力63馬力、最高速度は190㌔と発表さ…
-
3気筒エンジンを搭載した異色の750(ナナハン) / ヤマハ GX750, 1976年式(昭和51年)
ヤマハのフラッグシップとして君臨していたヤマハTX750の後継車として開発された。国産の750ccクラスで、唯一の空冷4サイクル・DOHC・3気筒エンジンを搭載…
-
ミドルクラスの個性的な高性能車 / カワサキ Z650 FOUR, 1976年式(昭和51年)
大排気量バイクが主力のカワサキが新設計さした。 652cc・並列4気筒DOHC2バルブのエンジンを搭載したコンパクトなロードモデルだ。 最高出力の64馬力に対し…
-
完成度が高く大量生産されたスクーター / 富士重工業 ラビットS-301A型, 1961年式(昭和36年)
S‐82型の次期期モデルとして企画されたS‐301型ラビットは、「性能、機能、外観共に向上した、軽量低価格に徹した実用車」を目指して開発された。 7.1馬力の2…
-
中国の軍隊、警察隊用だったサイドカー / 長江 750 CJ750, 1979年式(昭和54年)
戦時中のBMW製軍用側車がソ連でコピーされ、ウラルM-71となり、次に中国でコピーされ、軍や警察で使われたのがCJ750。 1970年代、石川県の奥野自動車商会…
-
ポリエチレンをボディに採用して軽量化 / 富士重工業 ラビットS-102型, 1960年式(昭和35年)
ラビットS-102型は、主力となる50ccの市場に向けて開発された。 3.5馬力の2サイクルロータリーバルブエンジンに3速変速機を搭載。 軽量化のために、ボディ…
-
ラビット初の90CCクラスの大径車輪車 / 富士重工業 ラビットS-201型, 1958年式(昭和33年)
原付二種の中間排気量車として開発された初のモデルで、15インチの大径タイヤをスポークホイールに装着して、悪路での走行安定性を高めた。 軽量化のため、前後輪には、…