昭和41年
-
新エンジンB18を搭載した強化モデル / ボルボ 122S, 1966年式(昭和41年)
1956年、ボルボ社の戦後初の設計として生産された乗用車が「ボルボ アマゾン」。「アマゾン」は商標登録の関係からスウエーデン国内での名称で、輸出仕様は「ボルボ1…
-
幻となったコンテッサマークⅡ / 日野 コンテッサ 1300 マークII 試作車, 1966年式(昭和41年)
日野自動車はトヨタ自動車との提携に伴い、1967年、事前条件であった乗用車部門からの撤退が行われた。開発中であった新型エンジンや1967年型車両の試作等は、すべ…
-
取りしていた日本製モペット / ホンダ リトルホンダ P25, 1966年式(昭和41年)
欧州で主流となっていた免許不要のペダル付きオートバイ「モペット」を参考に、新たな需要創出を目指した。 4サイクル・50ccの OHCエンジンがペダルで始動し、リ…
-
軽自動車のブランド名“フロンテ”の先駆け / スズキ スズライト フロンテ(FEAII型), 1966年式(昭和41年)
1955年発売の軽自動車スズライトSF型で四輪車に進出した鈴木自動車工業(当時)は、軽の開発・改良に力を注いだ。大きなマイナーチェンジが1965年に行われ、大き…
-
RRながら荷物も積める実用車に / スバル 360 カスタム DX, 1966年式(昭和41年)
「スバル360」のルーフを車体後端まで延長し,上ヒンジ式のテールゲートを備えてバン型にしたのが「スバル360カスタム」。エンジン周りの補機類レイアウトを商用車の…
-
いすゞ独自開発の乗用車第2弾 / いすゞ べレット 1500 セダン 4ドア, 1966年式(昭和41年)
1963年から、「ヒルマン ミンクス」の下級グレードとして発売されたベレットは、丸形2灯ヘッドランプに補助灯を組み込んだフロントグリルが特徴の4ドアセダン。19…
-
高速道路時代に対応、出力を向上 / 三菱 コルト1500 デラックス(輸出仕様), 1966年式(昭和41年)
1965年当時、名神高速道路が全線開通し、ハイウェイ時代の到来と共に高出力車の需要も増えてきた。三菱は市場のニーズに応えるため、「コルト1000」のホイールベー…
-
型破りの超大型最高級VIPカー / 日産 プレジデント タイプB, 1966年式(昭和41年)
日産初の大型車である初代セドリックスペシャルの後継車として登場したVIP向けの大型サイズ最高級車が「プレジデント」。外観デザインは当初、2代目セドリックとして計…
-
スズキ小型四輪車進出の第1号車 / スズキ フロンテ 800 DX, 1966年式(昭和41年)
1965年、水冷式2サイクル3気筒エンジンをフロントに搭載して前輪を駆動するFF方式の小型乗用車として発売された。ボディは、直線基調のプレーンなプレスラインとサ…
-
イタリアンスタイルの大衆車 / ダイハツ コンパーノ ベルリーナ 1000, 1966年式(昭和41年)
商用車メーカーだったダイハツが、乗用車への進出を狙い開発したのがコンパーノ。最初はバン、続いてワゴン、2ドアセダン、4ドアセダン、幌タイプのスパイダー、トラック…
-
国際水準に並んだソ連の車 / モスクビッチ(408), 1966年式(昭和41年)
ソビエト連邦(ロシア連邦)国営の“MZMA”が生産していた「モスクビッチ407」に替わるモデルとして、1964年から販売された。旧ソ連の自動車産業は、外国他社の…
-
「170」シリーズの最終発展型です / メルセデス ベンツ 200, 1966年式(昭和41年)
メルセデス ベンツの小型車「ベンツ180/190」の後継モデルは、中型サイズの「ベンツ220」のボディデザインを変えずに、ホイールベースとフロントのボンネット部…