1958年
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ラビット初の90CCクラスの大径車輪車 / 富士重工業 ラビットS-201型, 1958年式(昭和33年)
原付二種の中間排気量車として開発された初のモデルで、15インチの大径タイヤをスポークホイールに装着して、悪路での走行安定性を高めた。 軽量化のため、前後輪には、…
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世界各地で認められた実用2輪車 / ホンダ スーパーカブC100, 1958年式(昭和33年)
1958年デビューのスーパーカブは、耐久性の高い四サイクル単気筒4.5馬力エンジンと、乗り降りのしやすい独自のスタイルなど高い実用性が認められ、発売と共にベスト…
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乗用車生産の基盤をつくる / ダットサン セダン(114型), 1958年式(昭和33年)
1955年に登場した「ダットサン セダン(110型)」は、日産初の戦後型乗用車。1956年にフロントグリルを変更し、テールライトを縦長方形から丸型に変更した11…
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日産のクルマづくりの基礎に / ダットサン トラック 1000(220型), 1958年式(昭和33年)
英オースチン車の組み立てのノウハウをもとに日産は1957年、乗用車「ダットサン1000」と「ダットサントラック220型」を開発した。両車のフロント周りのデザイン…
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豪州ラリーでクラス優勝し有名に / ダットサン セダン(210型), 1958年式(昭和33年)
英国オースチン車の部品を輸入し、組み立てて販売するノックダウン生産から生産技術や先進技術を学び、独自開発されたのが「ダットサン 210型」。日産自動車が北米に本…
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欧州メーカーに学び自前で生産 / いすゞ ヒルマン ミンクス ジュビリー スーパーDX, 1958年式(昭和33年)
戦後日本の自動車会社の多くは自社で乗用車を開発する技術がなく、欧州メーカーと提携し、エンジンなどを輸入し、組み立て生産した。いすゞは英国メーカーと提携し、ヒルマ…
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日本人の頭と腕で完成した純国産乗用車 / トヨペット クラウンRSD, 1958年式(昭和33年)
海外メーカーとの提携に頼らず、純国産乗用車として自社技術によって開発されたのが、1955年に発売された初代「クラウン」である。観音開きの扉が特徴で、乗り心地と操…
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部品も純国産の日本製オースチン / 日産 オースチン A50 ケンブリッジ サルーン DX, 1958年式(昭和33年)
「オースチンA40」のノックダウンに引き続き、1955年から「オースチンA50ケンブリッジ サルーン」の組み立て・販売が始まった。徐々に、部品の国産化が行われ、…
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国産デザインのダットサン誕生 / ダットサン セダン(210型), 1958年式(昭和33年)
長年外国にデザインを頼ってきたが、日本オリジナルの「グッドデザイン」が誕生した。最初は1955年の110型で、この車はその発展型。姉妹車の112型は国産車初の毎…
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お洒落なスポーツ サルーン / ジャガー 2.4リッター(マークⅠ), 1958年式(昭和33年)
この車が誕生した1955年のジャガーには、大型サルーンの「マークⅦ」とスポーツカーの「XK140」しかなかった。その中間を埋めるべく計画されたのが、おしゃれで高…
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英国より米国で花開くオープンカー / MG MG-A, 1958年式(昭和33年)
英国の自動車メーカーのBMCにおいて、スポーツカー部門を担当するのがMGで、1955年、流麗なボディをはしご型フレームの上に架装したMGAを発売。エンジンは15…
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トラックから貴婦人へ(前編) / ダットサン トラック 1000(220型), 1958年式(昭和33年)
4代目となるこのダットサン トラック 1000は、後に高性能エンジンと呼ばれるセダン用の新開発エンジンと強靱な足回りの組み合わせで作られた。セダンと共に本格的な…